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春から始める近大英語の勉強スケジュール【2026年度最新版】

近大英語の試験概要をおさらい

近畿大学の英語入試は、全学部統一日程・一般入試ともに同じ形式で出題されます。まずは基本スペックを押さえましょう。

  • 試験時間:60分
  • 満点:100点
  • 問題数:全7大問・41問
  • 解答形式:全問マークシート(4択が中心)

最大の特徴は文法・語法系の大問が6つもあること。大問1〜6は文法・語彙の知識を直接問う問題で、大問7だけが長文読解です。つまり、基礎的な英語力をまんべんなく身につければ高得点が狙える、対策しやすい試験と言えます。

大問別の配点・時間配分・難易度

効率的に勉強するには、各大問の「重さ」を知ることが大切です。

大問

出題形式

問題数

配点

目安時間

難易度

I

会話文の空所補充

6問

12点

6分

やや易〜標準

II

中文の空所補充

6問

12点

5分

標準

III

文法・語法(短文空所補充)

8問

16点

3〜4分

標準

IV

同意文選択

4問

8点

6分

標準〜やや難

V

語彙(定義→単語)

5問

10点

3分

やや易〜標準

VI

語句整序(並べ替え)

4問

16点

6分

標準〜やや難

VII

長文読解

8問

26点

20〜25分

標準

注目すべきポイントは3つあります。

1. 長文読解(大問VII)の配点が最も高い

8問で26点。1問あたり3〜4点と、他の大問の2点と比べて重い配点です。ここを落とすと一気に苦しくなります。

2. 文法・語法(大問III)と語句整序(大問VI)が各16点

大問IIIは8問×2点、大問VIは4問×4点。どちらも文法力がカギです。特に大問VIは1問あたりの配点が高いので、ケアレスミスは致命的です。

3. 大問I〜VIを35分以内に終わらせたい

長文読解に20〜25分を確保するために、前半6大問はテンポよく解く必要があります。1問にかけられる時間は1分前後です。

春から始める月別スケジュール

ここからが本題です。4月から入試本番の1月まで、月ごとに何をすべきかを具体的に示します。

4月〜5月:基礎固め期(単語・文法の土台づくり)

春は基礎力を固める最も大事な時期です。ここで土台を作れるかどうかで、秋以降の伸びが大きく変わります。

単語

  • 単語帳を1冊決めて毎日コツコツ取り組む
  • 目標:共通テストレベル(約1,200〜1,500語)を完成させる
  • 1日50〜100語のペースで、何周も回して定着させる

文法

  • 文法の参考書を1冊通読する(全範囲を一通り把握する)
  • 時制・関係詞・仮定法・分詞・不定詞・動名詞は近大頻出なので重点的に
  • この時期は「理解」が目的。問題を解くのは次のステップ

やること

  • 単語帳を毎日回す(朝or寝る前にルーティン化)
  • 文法参考書を1周する
  • 英語に毎日触れる習慣をつくる

まだ近大英語の問題を見たことがない人は、この段階で一度過去問をざっと眺めてみましょう。「こういう問題が出るんだ」とゴールを知っておくと、日々の勉強に目的意識が生まれます。

6月〜7月:文法演習期(インプット→アウトプット)

基礎文法を理解したら、問題演習でアウトプットに移ります。

文法・語法

  • 文法問題集で演習を開始する
  • 間違えた問題は必ず解説を読み、なぜその答えになるかを説明できるようにする
  • 「正解・不正解」ではなく「ポイントが意識できたかどうか」で区別する

単語・熟語

  • 単語帳2〜3周目に入る
  • 熟語帳にも着手する(近大は熟語の出題が多い)
  • 大問IVの同意文選択や大問VIの語句整序では熟語・構文の知識が直接問われる

やること

  • 文法問題集を1日10〜20問ペース
  • 単語帳の反復継続
  • 熟語帳を開始

8月:集中演習期(夏休みを最大活用)

まとまった時間が取れる夏休みは、一気に実力を引き上げるチャンスです。

文法の総仕上げ

  • 文法問題集を2周目に入る(苦手分野を集中的に)
  • 品詞の識別と文構造の把握を意識する(近大の大問II・IIIで特に重要)

長文読解の導入

  • 短めの英文(300〜400語)から読解練習を始める
  • 段落ごとに要旨をつかむ読み方を意識する
  • 設問を先に読んでから本文に取りかかる習慣をつける

大問別対策の開始

  • 近大の過去問を大問別にバラして、1日1〜2大問ずつ解いてみる
  • 時間を計って解くことで、本番のペース感覚をつかむ

やること

  • 午前:文法問題集の反復
  • 午後:長文読解の練習 + 大問別の過去問演習
  • 寝る前:単語・熟語の確認

9月〜10月:実戦演習期(近大形式に慣れる)

夏までの基礎力を、近大の出題形式に合わせて磨いていく時期です。

大問別の攻略

  • 大問I(会話文):会話の流れを意識し、空所の前後と次の発言に注目する
  • 大問II(中文空所補充):品詞の識別がカギ。選択肢の品詞を最初に確認する
  • 大問III(文法・語法):動詞の文型・語法・熟語の問題か、品詞・文構造の問題かを見極める
  • 大問IV(同意文選択):設問の英文を正しく解釈してから選択肢を消去法で絞る
  • 大問V(語彙):英語の定義を正確に読み取り、大体の見当をつけてから例文で確認
  • 大問VI(語句整序):熟語・構文の知識 + 文構造の把握。前からダメなら後ろから解くのも手

長文読解の強化

  • 500〜600語レベルの英文に毎日1本取り組む
  • 段落指定型の設問に慣れる(「第○段落によると…」形式)
  • 選択肢を吟味する際は、本文の該当箇所と具体的に照らし合わせる

やること

  • 過去問を大問別に解く → 弱点を特定して集中強化
  • 時間配分の練習(大問I〜VIを35分以内が目標)
  • 長文読解を毎日1本

11月〜12月:総合演習期(本番シミュレーション)

ここからは本番を想定した総合演習に入ります。

過去問の通し演習

  • 60分で全7大問を通して解く練習を週2〜3回
  • 時間配分、解く順番、マークシートの塗り方まで本番通りに
  • 解き終わったら必ず復習し、間違えた問題のパターンを分析

弱点の最終補強

  • 通し演習で浮かび上がった弱点を集中的に潰す
  • 特に配点の高い大問VII(長文)と大問III・VI(文法系)を優先
  • 単語・熟語は最後まで毎日確認を継続

目標スコア

  • 合格ラインは年度・学部により異なるが、英語は70〜75%(70〜75点)が一つの目安
  • 安定合格を目指すなら80%(80点)以上を狙いたい
  • 基礎がしっかりしていれば十分到達可能な水準

やること

  • 過去問の通し演習を週2〜3回
  • 弱点分野の集中補強
  • 単語・熟語の最終確認

1月:直前期(調整と確認)

入試本番直前の1月は、新しいことに手を出さず、これまでの学習の総仕上げに集中します。

最終確認

  • 過去問で間違えた問題を総復習
  • 頻出文法事項のチェックリストを作って最終確認
  • 時間配分の最終調整(本番と同じ60分で2〜3回通し演習)

メンタル管理

  • 睡眠時間を確保し、生活リズムを整える
  • 「やってきたことを信じる」マインドで臨む

まず自分の弱点を知ることから

ここまで月別のスケジュールを紹介しましたが、最も大切なのは「今の自分はどこが弱いのか」を正確に把握することです。

弱点がわからないまま闇雲に勉強しても、効率は上がりません。逆に、自分の弱点さえわかれば、やるべきことが明確になり、限られた時間を最大限に活用できます。

ドリレオでは、近大英語に特化した無料の弱点診断クイズを公開しています。20問・約5分で、文法・語彙・読解のカテゴリ別にあなたの弱点を可視化します。登録不要ですぐに受けられるので、勉強計画を立てる前にぜひ試してみてください。

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近大英語は難問・奇問がほとんど出ません。出題パターンが安定しており、基礎的な単語・文法・読解力をバランスよく身につければ、8割以上を十分に狙える試験です。

大切なのは、春からコツコツ積み上げること。この記事で紹介したスケジュールを参考に、今日から一歩を踏み出しましょう。

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